〜[北海道キャラバン2005]を振り返って〜


昨夏に引き続き、今夏も北海道に行ってきました。
昨年の北海道キャラバンがとても楽しい思い出だったようで
大人だけでなく、子どもたちもこの夏が来るのを待ち焦がれていました。

今回は、昨年行けなかった道南方面をめぐり、
また、札幌・小樽・函館などの都市部での観光も組み込みました。

下記に今回の北海道キャラバンの総括をまとめましたので、
ご覧いただいたみなさまの参考になれば幸いです。



■基本データ
期　　間 2005年7月28日（木）〜8月9日（火）
旅　　程 12泊12日（道内　9泊10日／船内　2泊2日／新潟　1泊）
走行距離 2,315.1ｋｍ（道内：1,508.9ｋｍ／自宅−新潟：411 .1 ｋｍ／新潟−自宅：395.1ｋｍ）
ガソリン量 318.26�函併ニ據�51.8�函榛柔遏�17.68�函神藝弌�76.78�函身�雲：60.19�函親兢�牧：50.35�函神虱奸�61.46�函�
平均燃費 7.27km／��
総 費 用 304,043円
コメント 　今年の夏期休暇は、どさくさに紛れて昨年よりも1日長く取得できました。このため道南方面へ足を延ばす余裕が生まれました。

　道内滞在10日間で、1,508.9ｋｍ走りました。昨年よりも1日多いにもかかわらず、150ｋｍ以上少なかったことから、コンパクトに回れたことが裏付けられます。
　前回は夜間の走行が約450ｋｍ余りでしたが、これを早朝にシフトしたため、子どもたちを寝かしつけた後の夜間走行は半分以下の220ｋｍ程度に収まりました。その分、起きる前の早朝に250ｋｍ程度走りました。夜中の暗闇を走るよりも、明るく景色が楽しめる早朝の方が運転はラクでした。
　子どもたちの起きている時間帯での移動は1,000ｋｍ余りで、1日平均100ｋｍ程度。時間にして2時間強であれば、退屈させずに済むと思います。

　総走行距離が前回を100ｋｍ以上上回っているのは、航路を往復ともに新潟利用にしたためです。そのことが高速道路を多く利用することにつながり平均燃費7.27ｋｍ／�箸帆芦鵑茲蠅發笋箘�化した原因と思われます（※私の車は高速道路の方が燃費が悪いです）

　キャラバン全体の予算は、今年も30万円を計上していました。1日多い行程でしたが、復路を新潟航路にした関係や、前回の余分な出費に気をつければ収まると考えました。
　しかし、都市部での観光ではお土産を買い過ぎるなどの傾向があり、また、やや外食が多かったことから少しだけ予算をオーバーしてしまいました。



■全行程一覧
日にち 行　　　　程 日記
7月28日（木） 17:00／自宅発−<2時間30分>→松戸（合流・夕食）→外環道・三郷西ＩＣ−<4時間30分>→北陸道・新潟西ＩＣ−<30分>→1:30／新潟ＦＴ着（泊） 前編
7月29日（金） 10:30／新潟ＦＴ発−<17時間40分>→4:10／小樽ＦＴ着（船中泊） 前編
7月30日（土） 4:30／小樽ＦＴ発−小樽観光（鱗友市場−色内埠頭公園−小樽浪漫館−ルタオ）−<20分>→11:50／シーフーズ海商（買い出し）−<2時間>→14:00／麺屋彩未（昼食）−<札幌市営地下鉄>→札幌観光（大通り公園−旧北海道庁−時計台）−<札幌市営地下鉄>→月寒公園−<20分>→18:20／森林公園温泉（夕食・湯）−<1時間>→23：00／イオンスーパーセンター三笠店着（泊） 前編
7月31日（日） 6:30／イオンスーパーセンター発−<2時間>→道の駅「とうま」（朝食）−<10分>−10:00／当麻世界の昆虫館パピヨンシャトー−<30分>→14:00／男山酒造り資料館−<20分>→15:00／川のおもしろ館−<15分>→旭川らぅめん青葉（夕食）−19:30／大雪乃湯（湯）−21:00／旭山動物園駐車場着（泊） 前編
8月1日（月） 旭山動物園−13:30／動物園発−美瑛の丘<1時間30分>→15:00／フラノーブルマツオ（買い出し）−<20分>→16:00／ファーム富田−<20分>→17:30／ハイランドふらの（湯）−<20分>→19:00／中富良野森林公園キャンプ場着（夕食・泊） 中編
8月2日（火） 中富良野森林公園発→9:00／ふらのワイン工場−<10分>→10:00／富良野チーズ工房−買い出し−<10分>→ニングルテラス−<50分>→16:00／かなやま湖保養センター（湯）−<20分>→17:30／ログハウス着（夕食・泊） 中編
8月3日（水） ログハウス内（朝食・昼食）−13:30／ログハウス発−<1時間30分>→15:00／帯広着（洗濯−六花亭−夕食：ぱんちょう）−<20分>→19:20／ゆもーる川北（湯）−<1時間30分>→22:00／道の駅「樹海ロード日高」着（泊） 中編
8月4日（木） 6:30／道の駅「樹海ロード日高」発−<30分>→8:00／夕張メロンドーム−<1時間　※高速道路利用>→10:40／サッポロビール北海道工場−<30分>→15:00／さけの里ふれあい広場−<1時間　※高速道路利用>→16:30／登別温泉着（地獄谷−湯：夢元さぎり湯）−<1時間　※高速道路利用>→20:00／道の駅「とようら」着（夕食・泊） 中編
8月5日（金） 7:00／道の駅「とようら」発−<1時間>→8:00／長万部駅前（朝食）−<1時間>→10:00／森駅−<5分>→道の駅「ＹＯＵ・遊・もり」−<20分>→大沼（昼食）−<10分>→ドローバーズ レザベーション−<50分>→16:00／函館着（買い出し−夜景見物−湯：函館市営谷地頭温泉−泊：駅前駐車場） 後編
8月6日（土） 函館観光（函館朝市−金森赤レンガ倉庫−昼食：麺厨房あじさい−五稜郭公園）−<15分>→17:30／函太郎（夕食）−<20分>→19:00／東前温泉 しんわの湯（湯）−<1時間30分>→23:00／道の駅「いわない」着（泊） 後編
8月7日（日） 5:00／道の駅「いわない」発−<1時間>→6:00／なぎさ食堂（朝食）−<20分>→島武意海岸−<1時間>→余市着（余市宇宙記念館スペース童夢−昼食：柿崎商店（海鮮工房）−ニッカウヰスキー余市蒸留所）−<1時間30分>→15:00／ミルク工房−<20分>→羊蹄山の湧き水・湧水の里−<10分>→真狩村温泉保養センター（湯）−<1時間>→20:00／美笛ＰＡ着（泊） 後編
8月8日（月） 7:20／美笛ＰＡ発−<10分>→7:30／美笛キャンプ場−<1時間>→14:30／苫小牧着（買い出し−サンワールド−夕食：クリッパー）−<30分>→18:30／苫小牧東ＦＴ（乗船手続き）−19:50／苫小牧ＦＴ発（船中泊） 後編
8月9日（火） <11時間50分>→7:45／秋田ＦＴ着−9:00／秋田ＦＴ発−<6時間30分>→15:30／新潟ＦＴ着−15:50／新潟ＦＴ発→北陸道・新潟西ＩＣ−<4時間30分>→外環道・三郷西ＩＣ−<30分>→市川（夕食）−<2時間>→23:00／自宅着 後編
コメント 　今回は往復とも新日本海フェリーを利用しました。理由は、大洗航路の船よりもグレードが高く、その上料金はガソリン代、高速道路代を含めても1万円以上安かったからです。ダイヤも、苫小牧東からの航路は19時50分出航なので、こちらを利用すればその日は夕方まで道内で遊べ、限られた日程を有効に使えます。
　懸念された新潟からの帰路ですが、我が家の場合は2人で運転を交代できるので、思っていたほど大変ではありませんでした。

　道内の観光は、前回行けなかった道南方面を組み込みました。ポイントは函館までの往復です。洞爺湖やニセコなどと函館の間には、子どもたちが楽しめそうなところがなく、この間は早朝・夜間での移動にあてました。
　それでも函館の観光は、夜景もきれいに見られたしショッピングも楽しめたので、行って良かったと思います。

　カヌーは天候の関係で、計画していた空知川では出来なくなり、最終日の支笏湖のみになりましたが、こちらは晴天に恵まれ美しい湖の中で気持ち良く漕げました。
　また、今回の目玉として行った乗馬体験は、子どもたち2人ともとても楽しくできて、今回の1番の思い出となったそうです。料金は高かったですが、その価値はあると思いました。

　食事については、前回以上に外食が多く、また海産物などの名産食材の購入も増えたため、予算を大幅にオーバーしてしまいました。それでも生ウニ丼を初めとした海の幸や、ジンギスカン、メロンなども思う存分食べられ、北海道の味覚を満喫できたのでヨシとします。

　今回も行程を組む際には、インターネットタウンページでコインランドリーの場所を調べておいたり、ＭａｐＦａｎＷｅｂの“るーとＭａｐ”機能を使って区間距離を割り出し、おおよその移動時間を計算しておきました。
　悩まされた問題としては、ガソリン価格の高騰です。小都市ではレギュラーでも130円を越えるところもありましたが、比較的安い価格でナショナルチェーン展開している宇佐美鉱油のＨＰから、北海道内のスタンドのリストをプリントして持参。行き先の価格を問い合わせながら、安いところで給油するようにしました。



■費用明細
交　通　費 往路フェリー代 37,050円 新日本海フェリー（新潟−小樽）：1等和室利用
復路フェリー代 33,350円 新日本海フェリー（苫小牧東−新潟）：1等和室利用　※往復割引適用
高速道路代 16,700円 三郷西-新潟西/夕張-千歳東/千歳-登別東/登別東-洞爺湖/新潟西-三郷西
ガソリン代 37,255円 札幌：@116/砂川：@110/千歳：@120/八雲：@114/苫小牧：@118/千葉：@118
その他 4,300円 札幌地下鉄：1,200円/函館山バス：1,600円/函館路面電車：1,500円
小　計 128,655円 　
食　　費 外食費 44,885円 回転寿司、ラーメン、船内のレストランなど。
名産食材費 35,788円 カニ・ホタテなどの海産物、ジンギスカン、メロン、 トウモロコシなど。
食材費 18,690円 スーパーやコンビニでの買い物など（事前買い出し含む）。
その他飲食費 11,207円 ジュース、ソフトクリームなど
小　計 110,570円 　
そ　の　他 書籍購入費 900円 '05-06 家族でおでかけ北海道
施設使用料 25,884円 入館・入園料、キャンプ料、乗馬体験など。
土産代 22,941円 会社、友人などへの土産物。北海道限定販売品などを購入。
入浴料 9,190円 道内では7回入浴。大人〜500円、小人〜250円、幼児〜100円の価格帯。
洗濯代 1,400円 コインランドリーを1回利用。
雑費 4,562円 ゼネ用ガソリン（2,338円）など。
小　計 64,869円 　
合　計 　 304,043円 　
コメント 　12泊12日のキャラバンで、費用総額は30万円強。ここから北海道までの往復の交通費（フェリー代、高速代、ガソリン代）約10万円を差し引くと、道内滞在費としては1日あたり2万円でした。昨年が1日あたり17,500円でしたから、子どもたちの成長に伴う出費増を考慮に入れても、やや贅沢し過ぎだったかもしれません。

　懸念されたガソリン価格は、行く先々の価格をこまめに調べたり、安いところを見つければ少量でも給油したりして、平均@117に抑えることが出来ましたが、それでも昨年よりも6千円も多い出費となりました。

　食費に関しては、1日あたり約1万円弱。昨年よりも2千円近く多く、子どもたちがよく食べるようになったからといっても少し多すぎます。外食が9回、名産食材や弁当などの準外食が6回です。レポを書いていても「美味しい〜」という言葉が多いな・・・と気になりました。でも、我慢して食べないよりもいいと思います。（開き直り）

　海産物の購入に際しては、激安で有名なお店を何店か回りましたが、確かに価格は安いものの、購入するには量が多くて、我が家のような4人家族では食べきれず、現実的ではなかったです。観光化された市場でも丁寧に見て回ると、意外な商品を意外な価格で購入できます。ただし、交渉ごとが苦手な人向きではありません。
　メロンについては、食べごろ（賞味期限間近）なものは、どこでも概ね300〜500円程度（大きさによる）で購入できます。

　旅情は感じられなくなりますが、全国展開しているようなＧＭＳであれば、豊富な商品が取り揃えられ、北海道の特産物についても価格も低く抑えられていますので、安心して買い物が出来ます。



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