~[北海道キャラバン2010]を振り返って~


3年連続、5回目の北海道キャラバンに行ってきました。
今年は「もしかすると家族で訪れる最後の北海道になるかも?」
そんな思いを抱きながら、もう一度行っおきたいところ、
最後にやっておきたいこと、をテーマに巡ってきました。

下記に今回の北海道キャラバンの総括をまとめましたので、
ご覧いただいたみなさまの参考になれば幸いです。



■基本データ
期  間 2010年8月5日(木)~8月18日(水)
旅  程 13泊13日(道内 10泊11日)
走行距離 3,136km(道内:1,630km/本州内:1,506km)
ガソリン量 412.35ℓ
 (中郷:20ℓ/函館:76.83ℓ/帯広:78.67ℓ/旭川:56.02ℓ/余市:10.01ℓ/函館:58.78ℓ/青森:17.04ℓ/
  中郷:10ℓ/千葉:85ℓ)
平均燃費 7.61km/ℓ
総 費 用 309,965円
コメント  今年も昨年同様、13日間のキャラバン日程を組みました。ただし、若葉の学校行事の関係で、例年よりも1週間遅いスケジュールになり、初めてお盆期間を含めた旅程となりました。混雑が予想されるスポットを避けたり、お店の営業確認をしたりしながら行程を組み、結果的にはあまり影響はありませんでした。

 道東や道北を含め、道内の主だったところはほとんど行ってしまったので、今回は「もう一度行っておきたいところ」や、これまで体験してみたかったラフティングなど「最後にやっておきたいこと」をテーマにプランニングしました。
 また、「悔いの残らないように食べつくす!」ということは、最重要ポイントです(笑)。海の幸、山の幸をはじめ、特にスイーツは毎日、何かしらを味わっていました。

 今回の渡道ルートは、往復とも青函フェリーを利用できました。別のフェリールートに比べ費用的にも抑えられ、早くに北海道の空気に触れることができるので、“北海道キャラバン”らしさがあります。
 函館を出入り口とするため、道内での移動ロスが増えますが、周辺地域まで足を延ばさず、コンパクトに回ったので、道内走行距離は1,600kmあまりでした。

 キャラバン全体の予算は、例年どおり30万円を計上していました。しかし、今年はラフティングや乗馬などのアクティビティを計画していたので、プランニング段階ですでに予算をオーバーしていました。また、ガソリン価格の高騰傾向や、お盆期間の物価上昇なども考慮すると、予算内に収めることは難かしい状況でした。それでも、せっかくの北海道キャラバンで楽しみを犠牲にはしたくありませんでした。
 結果的には30万円を超えてしまいましたが、エコランや節約すべきところは徹底し、計画時点からは少なくなりました。



■全行程一覧
日にち 行    程 日記
8月5日(木) 21:45/自宅-<1時間30分>→圏央道・稲敷IC-<30分>→23:45/千代田PA(泊) 前編
8月6日(金) 6:20/千代田PA-<1時間>→7:20/中郷SA(朝食)-<1時間20分>→10:20/安達太良SA-<1時間40分>→11:45/菅生PA(昼食)-<1時間30分>→14:30/前沢SA-<1時間20分>→16:15/岩手山SA-<1時間30分>→18:00/津軽SA(夕食・泊) 前編
8月7日(土) 4:50/津軽SA-<40分>→5:30/青森FT(朝食)-8:10/青森FT-<4時間>→12:20/函館FT-<10分>→12:30/函館麺厨房あじさい(昼食)-<50分>→13:30/アップル温泉(湯)-<30分>→16:00/ピカタの森アイス工房-<30分>→17:00/道央道・落部IC-<3時間>→20:00/千歳IC-<10分>→20:10/道の駅「サーモンパーク千歳」-北々亭(夕食)-道の駅(泊) 前編
8月8日(日) 道の駅「サーモンパーク千歳」(朝食)-9:00/千歳サケのふるさと館-(買い出し)-<45分>→12:00/キリンビアパーク千歳-<30分>→14:40/北の歓 菓子工房-<20分>→15:40/あづま成吉思汗-<30分>-16:20/こぶしの湯(湯)-<30分>-17:00/道東道・追分IC-<20分>→20:00/夕張IC-<1時間10分>→19:20/道の駅「樹海ロード」(夕食・泊) 前編
8月9日(月) 5:50/道の駅「樹海ロード」-<20分>→6:10/道東道・占冠IC-<1時間10分>→7:20/帯広芽室IC-<5分>-(洗濯・朝食)-<10分>→9:50/十勝チーズ館-<20分>→11:50/ぶた丼のとん田(昼食)-<10分>→13:30/六花亭-(スイーツ巡り)→15:30/ばんえい十勝競馬場-<5分>→18:10/白樺温泉(湯)-<10分>-(買い出し)-<30分>→20:30/道の駅「なかさつない」(夕食・泊) 前編
8月10日(火) 8:25/道の駅「なかさつない」(朝食)-<15分>→8:40/帯広空港-<25分>→9:45/花畑牧場-<10分>→12:10/中札内美術村ポロシリ(昼食)-(スイーツ巡り)→14:50/スイートピアガーデン-<5分>→15:30/道東道・音更帯広IC-<25分>→15:55/池田IC-<15分>→池田ワイン城-<5分>→池田清見温泉(湯)-<15分>→18:15/道東道・池田IC-<30分>→15:55/十勝平原SA(夕食・泊) 前編
8月11日(水) 7:40/十勝平原SA(朝食)-<30分>→8:10/道東道・トマムIC-<15分>→8:25/NRA-<1時間>→13:30/富良野チーズ工房(昼食)→フラノデリスふらのワイン工場カンパーナ六花亭-(買い出し;フラノ・マルシェ)→18:15/ハイランドふらの(湯)-<15分>→19:00/唯我独尊(夕食・泊) 中編
8月12日(木) 6:15/唯我独尊-<15分>→6:30/ファーム富田(朝食)-<10分>→10:40/トアルージュ-(フラノーブルマツオ)-<40分>→12:10/美瑛選果(昼食)-<40分>→14:20/青い池-<1時間30分>→16:20/男山-<25分>→17:15/大雪乃湯(湯)-<20分>→18:40/道の駅「あさひかわ」-19:00/ホルモン朝吉(夕食)-道の駅(泊) 中編
8月13日(金) 8:40/道の駅「あさひかわ」(朝食・洗濯)-<10分>→8:50/雪の美術館-(買い出し)-<1時間50分>→11:50/エスペリオ(昼食)-<40分>→13:50/道央道・旭川鷹栖IC-<30分>→14:20/滝川IC-<10分>→14:30/北菓楼-<20分>→16:30/道の駅「うたしないチロルの湯」(湯・夕食・泊) 中編
8月14日(土) 8:15/道の駅「うたしないチロルの湯」(朝食)-<15分>→8:30/岩瀬牧場-<1時間20分>→10:30/道民の森(昼食)-<1時間30分>→17:05/彩未-(タイヤ購入・交換)→20:10/森林公園温泉 きよら(湯)-(買い出し)→22:00/P泊地(泊) 中編
8月15日(日) 9:10/P泊地(朝食)-<30分>→9:40/大通公園-<20分>→12:00/アジアンスープカリーべす(昼食)-<1時間15分>→14:45/小樽観光-<10分>→17:10/湯の花手宮殿(湯)-<5分>→18:20/色内埠頭公園-若鶏時代なると(夕食)-公園(泊) 後編
8月16日(月) 8:50/色内埠頭公園(朝食)-<10分>→9:00/かま栄小樽観光-<30分>→12:00/柿崎商店海鮮工房(昼食)→ニッカウヰスキー余市蒸留所-<1時間10分>→15:30/ミルク工房→道の駅「ニセコビュープラザ」→湧水の里→18:30/真狩温泉保養センター(湯)-<1時間>→19:30/道の駅「くろまつない」(夕食・泊) 後編
8月17日(火) 6:00/道の駅「くろまつない」-<2時間30分>→8:30/ハセガワストア(朝食)-<40分>→10:10/函館どさんこファーム-<40分>→12:20/ラッキーピエロ(昼食)→金森レンガ倉庫-(買い出し)-<1時間10分>→18:00/函太郎(夕食)-<10分>→19:20/函館FT-20:40/函館FT-<3時間50分>→24:20/青森FT-<30分>→24:50/青森IC-<30分>→25:20/東北道・津軽SA(泊) 後編
8月18日(水) 9:00/津軽SA(朝食)-<1時間30分>→10:30/滝沢PA-<1時間50分>→12:30/三本木SA(昼食)-<2時間>→15:30/福島松川PA-<1時間40分>→17:20/中郷SA-<1時間10分>→18:40/谷田部東PA(夕食)-<20分>→20:10/圏央道・稲敷IC-<1時間40分>→21:50/自宅 後編
コメント  昨年の教訓を活かし、渡道のフェリーは、予約の受付日に確保しました。土曜日だったため、念のため日付の変わった午前0時に電話ましたが、やはり繋がりにくかったです。復路はお盆も過ぎた平日だったので、そこまでせずとも難なく申し込めました。
 今年はで交通費に関しては、往復とも青函フェリーの予約が取れたことや、総走行距離が少ない行程だったにも関わらず、帰路で「ETC休日特別割引」が活用できず、さらにはガソリン価格の高騰傾向のため、昨年とほぼ同額でした。

 道内の観光では、念願だったラフティングをしました。これまでずっと体験してみたいと思っていたのですが、しずくも楽しめる年齢になったことから、今回のキャラバンのメインイベントに据えました。さらにしずくは、ホーストレッキングも独り乗りでチャレンジしました。
 また、毎日何かしらのスイーツを堪能したことも、北海道ならではの観光といえるでしょう。道内の新鮮な素材をふんだんい使った、ケーキやジェラートなどは格別でした。

 記録的な猛暑は、北海道といえども例外ではなかったようですが、我が家が訪れた期間は、体感的にそれほどではありませんでした。朝晩は涼しく、日中も日陰ではさわやかで、快適に過ごしました。
 雨降りが多かった印象ですが、移動のタイミングだったり、小雨だったりと、行程に影響を及ぼすほどのものではありませんでした。それでも、雨の中の富良野観光は、ちょっと残念でした。

 食事については、「悔いの残らないように」を合言葉(笑)に、これまで同様、食べたいものを食べる!としました。むしろ“食”を中心にしたキャラバンだったといっても、過言ではありません。「何で1日は3食なんだろう?!」とまで思ってしまったほどです。

 行程を組む上で特に留意した点は、お盆の時期と重なってしまったため、お店の営業確認です。HPなどに情報が記載されていない場合は、一つ一つ電話で問い合わせをしました。
 詳細な計画を練っていく中で、節約すべきところ、お金を惜しまずに楽しむところのメリハリをつけて、限られた予算を有意義に使うことを心がけました。



■費用明細
交 通 費 往路フェリー代 21,840円 青函フェリー(青森-函館) ※WEBクーポン忘れ
復路フェリー代 19,800円 青函フェリー(函館-青森) ※WEBクーポン利用
高速道路代 8,950円 稲敷-青森/落部-千歳/青森-稲敷
ガソリン代 51,298円 中郷:@132/函館:@126.3/帯広:@122/旭川:@125.8/余市:@130.8/
函館:@121.8/青森:@122/中郷:@132/千葉:@121
小 計 101,888円  
食  費 外食費 67,109円 回転寿司、ラーメン、各種食事処など。
名産食材費 28,401円 海産物、ジンギスカン、メロン、ビールなど。
食材費 14,172円 スーパーやコンビニでの買い物など。
その他飲食費 26,692円 スイーツ、ソフトクリームなど。
小 計 136,374円  
そ の 他 書籍購入費 2,375円 じゃらん北海道、BestGUIDE北海道、ベストドライブ北海道
施設使用料 26,150円 入館・入園料、ラフティング、乗馬等各種体験など。
土産代 22,328円 会社、友人などへの土産物。北海道限定販売品など。
入浴料 15,680円 道内では10回入浴。
洗濯代 2,200円 コインランドリーを2回利用。
雑費 2,970円 ゼネ用ガソリン(2,245円)など。
小 計 71,703円  
合  計   309,965円  
コメント  13泊13日のキャラバンで、費用総額は30万円をオーバー。交通費に関しては、往復とも青函フェリーの予約が取れたことや、総走行距離が短かったにも拘らず、帰路で「ETC休日特別割引」が活用できなかったことや、ガソリン価格の高騰傾向のため、昨年とほぼ同額の約10万でした。特にガソリン代に関しては、平均単価124円強となってしまい、昨年よりも10円以上高かったです。
 また、北海道までの往復の交通費(フェリー代、高速代、ガソリン代)約7万4千円を差し引くと、道内滞在費としては1日あたり約2万円となり、これまでとほぼ同額でした。

 食費に関しては、制限を設けずに「食べたいものを食べる!」とし、海の幸・山の幸といったその地の名物を、悔いの残らないよう(笑)食べて回りました。
 キャラバン中は外食が15回、カフェには頻繁に訪れ、毎日のようにスイーツを楽しみましたが、意外にも昨年とほぼ同額でした。1日あたりで換算すると1万円少々となり、贅沢するとき、節約するときのメリハリがよかったと思われます。

 今回は、ラフティングや乗馬といった体験をしましたので、観光関係の費用が膨らみました。ただ、これはいずれも楽しく、いい経験ができたので、費用に見合ったものだと思います。入浴や土産代などの雑費は昨年同様で、旅行ガイドなどの書籍は、昨年購入しなかたった分、新しい情報を得るために数冊買いました。



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