【112】 2005.11.11〜13 紅葉キャラバン (茨城県大子町〜大洗町)

 昨年は機会を逸してしまって見に行けなかった紅葉。今年こそは!と意気込んで、どこに行こうか検討した結果、我が家からアクセスの容易な北茨城方面に決定〜!!白田さんファミリーと一緒に、奥久慈の紅葉を眺めながら、久しぶりのテニスに汗を流してきました♪ 【レポ担当:Tommy】

11月11日(金)
 一旦自宅に帰るか迷ったものの、やはりお迎えに来てもらうことに。21時に柏で合流し、常磐道を使うか一般道で行くか検討した結果、ここは節約を心がけることにしました。
 ツマが「今日は眠くないよぉ〜」というので運転してもらい、私は助手席で楽チン♪R6を順調に北上しR118へと、快適な夜のドライブです。今晩のP泊地である道の駅「奥久慈だいご」ですが、手前20kmほどのところで急に睡魔に襲われたようでドライバーチェンジ。予定通り24時少し前に到着しました。

11月12日(土)
 7時少し前に起床。屋根を叩く雨の音がします。小雨の予報でしたが、思っていたよりも降っているなぁ・・・。とりあえず朝食をとっていると、白田さんが起きてきて8時に道の駅を出発することにしました。
 道の駅から袋田の滝までは10分ほどです。入り口近くの土産物屋を目指して走らせていると、意外にも多くの観光客が歩いています。昨年の1月に氷瀑を見に来たときは誰もいなかったのに、やはり紅葉シーズンが一番賑わうのでしょうね。
 土産物屋の駐車場に無事停められ、滝へと向かいます。観瀑台までのトンネルは、営業時間内の利用は有料ですが、時間外であれば無料で通行できます。紅葉はちょうど見頃の時期に差しかかったようで、木々は赤く燃えているようです。雨に濡れた葉がやわらかく光り、より一層美しさを増しているようです。
 観瀑台を後にしトンネルを戻ると、雨は上がって青空が顔を覗かせていました。車を停めさせてもらった土産物屋でさしみコンニャクを買って、次の目的地「大子おやき学校」へ向かいました。

 道の駅から30分弱走り、到着するころには空は青々と晴れ渡りました。うーん、素晴らしい天気になったーー!!ここは昔の学校の校舎を利用した建物で、おやき作りの体験が出来ます。早速、受付をして申し込みます。前回来た時は若葉だけでしずくは見学でしたが、今回はトーゼン「しーちゃんも、やるぅ」です(笑)。
 一通り説明を聞いてから作り始めます。しずくの小さな手では、生地を広げたり餡を丸めたりするのがちょっと大変そうでしたが、若葉に手伝ってもらいながら、なんとか作ることが出来てとても嬉しそうでした。
 私たちが作っている間にも、続々と体験に訪れるグループがやってきて、今日は大賑わいです。


しーちゃん、ちゃんと聞きな!

こうやって丸めるんだよ

どう、出来た?

そしたら絵を描いて・・・


出来た〜!

こちらが蒸し上がり!

いただきま〜す

美味しい♪

 蒸し上がるまで約30分。出来てきました♪ちゃんと、し−ちゃんのにも「合格」の印が押されています。よかったね!大人用に野沢菜や茸のおやきを購入して、“給食室”でみんなで「いただきま〜す!」。子どもたちにはりんごジャムのおやきが人気でしたね。
 窓から差し込む暖かな日差しの中で、しばらくの間積もる話をしたり落ち葉を拾って遊んだり・・・。12時近くなったところで移動することにしました。まずは来る途中で見つけたリンゴ園に寄ることに。残念ながらこの周辺のリンゴ園では、もぎ取りをするのにも入園料がかかるので、「取ったつもり」になって、買うだけにしました。名産だけあって味も香りも良く、どの品種もとても美味しかったです。
 次に近くにある有名な蕎麦処に向かうも、1時間待ちとのことで断念・・・。そのまま「大子広域公園」へと車を走らせました。今日はここでテニスをする予定ですが、予約していた14時まではまだ時間があったので、ひとまず公園内の遊具で遊ぶことにしました。


 さて、いよいよテニスです。いや〜、久しぶりだ。いったい何年ぶりだろう??千葉に引っ越す前だったから・・・、7〜8年はラケットを握っていないな。よーく準備体操をして、まずは白田さんと軽くラリーから。お!?意外と体が動くぞ!イメージどおりには足がついてきませんが、覚悟していたほど状態は悪くありませんでした。ホッ・・・。
 週に1回バドミントンのクラブに通っているツマはさすがにフットワークが軽く、手首の使い方がちょっと違っていますがそれなりにサマになっています。

 

 ※ロールオーバーあり

 ※ロールオーバーあり
チビッ子たちがコート内をちょろちょろと走り回るので、時々中断させられますがちゃんと“テニス”になっていました(^^)v。暑くもなく寒くもない気温で、スポーツを楽しむには絶好のコンディション!しかもコートは1時間320円とリーズナブルな上に、ラケットやボールも無料で貸してくれるようでした。
 もう一つ意外だったのは、若葉が楽しんで練習していたこと。トス打ちをいつまでもいつまでも飽きずに続けていて、本人曰く「楽しい〜!」とのこと。スポーツが苦手な若葉ですが、少しずつ体を動かす楽しみを覚えてくれればいいなぁ、と思いました。
 予定の2時間が過ぎ、これ以上やると明日は使いものにならなくなる・・・、というところで終了。いや〜、いい汗流した!!とても楽しかったのでまたやりたいなぁ♪

 この後はお風呂へと移動です。明日は大洗で遊ぶので、半分くらいの道のりを進んでおきます。いくつか候補を挙げておいた中から、P泊も可能な「三太の湯」に行くことにしました。R118を南下し西金を左折すると・・・情報どおり道が狭い(ーー;)。更に進むと更に狭く!!!ガードレールもない崖際の林道を、冷や汗をかきながら進み、なんとか辿り着くことができました。
 ここは17時から大人500円、小人250円に利用料が下がるためか、施設に近い第1駐車場は満車です。ここまでのルートがあんなに悪路なのになんでこんなにたくさんの利用客が??と思って職員に聞いてみると、県道29号線からのアプローチであれば道も良いとのこと。明日の朝はそちらを通るので、ホッとしました。

 P泊させていただく許可をいただき、とりあえず混雑を避けて先に夕食を済ませることにしました。保温鍋でおでんを煮てきたので楽チンです。ほかに数種類のおつまみを作ってビールをグビッ!アルコールが入ったせいか、足がだるくなってきた・・・。食事を終えてバンクベッドに転がり込むと、若葉がマッサージをしてくれ、だいぶ楽になりました。
 19時半になったところでお風呂に入りにいきました。この時間ならばもう空いています。施設はとてもきれいで清掃も行き届いており、洗い場も多く風呂の種類も充実しています。お湯もやや塩素臭がするものの、ヌルっとしていてきもちいい〜!!
 風呂から上がると、大人と子どもに別れて宴会です。白田さんファミリーとは、9月末の芋掘り以来でしたから、久しぶりにいろいろな話で盛り上がりました。とはいっても慣れないスポーツの疲れがたたったのか?それともいつもの白田さんなのか?22時を待たずにお一人だけZZZ・・・。22時半過ぎにはお開きとなりました。

11月13日(日)
 6時に大洗に向けて出発する予定だったので、念のためセットしておいたケータイ目覚ましに起こされました。白田さんも私も早起きするのは苦ではないので、無理なく一緒に行動できます。
 朝焼けを眺めながらの早朝ドライブは、道も空いていて快適です。と、R118を南下中に、鳩らしき中型の鳥がフロントガラスにドン!!!いや〜、ビックリしました!ガラスが割れなかったから良かったのですが、映画「鳥」を思わせる怖さでした(^^;)。

 7時過ぎに那珂湊にある「ふれあい釣り公園」に到着。今日は対岸にある「アクアワールド・大洗」で遊ぶ予定です。子どもたちはまだ起きてこないので、昼食用の弁当を作り、8時になったところでアクアワールドの駐車場へ移動しました。
 それぞれ車内で朝食をとっていると、続々と車がやってきます。今日は「茨城県民の日」ということで、入館料が半額になるのです。8時半を過ぎたところで、パパ組が列に並び、開館の9時少し前に合流しました。

 それでは館内の紹介をいたします。

《イルカ・アシカオーシャンライブ》
 この施設は最上階の展望台を含めると6つのフロアで構成されていますが、ショーを行うプールも館内にあります。天候に左右されずに観覧できるのは便利ですが、プール自体が小規模なのでやや迫力不足の感は否めません。
 まずはアシカのショーから始まりますが、時間にして10分程度だったかな?芸の種類もさほど多くなく単純で、中途半端な感じがしました。
 続いてイルカのショーに移りましたが、プールが小さいためか同時に何頭ものイルカがジャンプすることができないので、プログラムの内容にもメリハリがなく、盛り上がりに欠けたままショーは終了します。ちょっと拍子抜けでした。

《アクアウォッチング》
 2階にある「出会いの海の大水槽」の中にダイバーが入り、水中カメラを使って魚たちの表情をスクリーンに映し出します。水槽の外側からでは見られないような映像とともに、ダイバーの解説も分かりやすくて楽しめます。

《動物たちのお食事タイム》
 5〜6階にあるエトピリカ・ラッコ・ラッコの水槽で順々に行われます。それぞれ5分程度ですが係員に質問もできます。また、観覧場所の最前列はローピングされていて、子ども専用になっているので、小さな子でも安心して見ることができます。ペンギンとアシカは屋外になります。

《水族館探検ツアー》
 開館と同時に受付が行われ、先着順の申し込みとなります。1日3回行われ、1回あたり50分間と長めですが、魚たちの飼育にまつわる話や生態について、分かりやすく解説してくれるので飽きません。
 日ごろ見ることが出来ない水族館のバックヤードを案内してもらいながら、いくつかの水槽を上から眺めていきます。特に眼下で何頭ものサメが泳いでいる姿は迫力がありました!
 また、魚へのエサやりも体験でき、大人から子どもまでとても楽しめるツアーです。1つ残念だったのは、ツアー中は撮影禁止ということです。

《キッズランド》
 海中を模した遊具が置いてあり、幼児から小学校低学年くらいまでは楽しめると思います。水槽を見て回るのに飽きたら、ここで遊んで気分転換をするといいでしょう。
 また、ウニやヒトデになどの磯の生物に触れる「タッチングプール」も隣接しています。

《各種水槽》
 館内には60の水槽に約580種、68,000点の生物が展示されています。各フロアにそれぞれのテーマーごとにコーナーが設けられ、多種多様な生態を観察することができます。特にサメの種類の豊富さや、たくさんのマンボウは必見です。


《食事関係》
 3階の入り口付近にフードコートがあり、10軒ほどの店が軒を連ねています。また、館内にも軽食の販売コーナーがありますが、持参したお弁当をテラスで食べることもできます。再入館が可能なので、一度車に戻って車内で食事をしても大丈夫です。

 館内をくまなく見終わったころには16時を過ぎていました。ショップでお土産を買ってから退館。しずくは途中、昼寝をしてしまいましたが、2人ともとても楽しそうでした♪我が家から近ければ年間パスポートを購入してもいいと思うくらいです。
 白田さんファミリーとは駐車場で別れ、一路自宅を目指します。R51がところどころ混んでいましたが、潮来ICから富里ICまで東関道を利用し、19時に帰宅しました。
 紅葉、おやき作り体験、テニス、温泉、水族館と、今回は久々の盛りだくさんキャラバンで、とーっても楽しかったぁ〜♪